こんばんは

アロマスペースE&Rです。
この3連休は方々で三九郎が行われるようですね。
我が地区は本日実施。
私は今年度役員のため,
早朝の松集め→三九郎組み立て→夜の点火とフルコースで参加してきました。
毎年配られる三九郎のチラシには
「正月飾りの針金を外して出していただけると助かります」と書かれているのですが,実際に参加してその意味が分かりました。
プライヤーで一つ一つ外す作業の面倒なこと!
これが各家庭で外されていたらどんなにラクなことか。
そう言う私も,今まで外さずに出しておりました・・・本当にごめんなさい!
来年からは必ず外すので許してね
あと,ビニール袋ではなく新聞紙や紙袋など燃やせるものに入れて出していただけるとありがたいことも。
何事も経験してみないと分かりませんね。
松本の伝統行事である三九郎ですが,大人の事情で消滅していく地区が増えているそうです。
松やワラの入手が困難だったり,こどもの数の減少もありますが,共働きの世帯が増えたり土日も休みなく動く世の中になったせいで,大人の手が足りないというのも理由のようです。
ん?
三九郎作るのに,そんなに大人が必要だったっけ?
それもそのはず。
芯棒一本だけで骨を作るので,深い穴を掘ってしっかり固定しなければならない。
しかし季節は冬。
地面は固く凍っています。
子どもだけの力では相当時間がかかるでしょう。
そこで数人の男手が必要になります。
しかも今年は重機が登場しました!
そして芯棒を固定するのも全て大人。
周りにワラを肉付けして行くのも全て大人・・・
私達が集まる前から穴を二つも掘って待機してくださったこと,
貴重なお休みの日に,あるいは有休をとって参加してくださったこと,本当に本当に ほんっと~に感謝しています。
お陰で作業がはかどりました。
でも・・・・
これじゃ子どもの出る幕がない・・・・
ちなみに子ども達は何をしていたかと言いますと,低学年は松集めが終わったら解散。
高学年は針金をはずし,だるまの底に穴を開ける。
私が子どもの頃のことを言ったら笑われるでしょうか。
骨組は,芯棒を3本使ってやぐら状にしていたので穴を掘る必要なし(地域性があるのかしら?)。
やぐら作りは高学年男子の仕事で,大人はほとんど手を出さず。
その間下級生はだるまの底に穴をあけ,やぐらが完成したら一斉に松やワラを突っ込む!
で,最後に各々の書き初めを誇らしげに三九郎にくっつけていたっけ
ちなみに。
私の学年は3人だけ。
うち女子は私1人。
しかも一つ上の学年は0人。
当然女子も男子として駆り出されるわけで,5年生の頃からやぐらのてっぺんに乗って指図しておりました

今住んでいる地区よりも子どもの数ははるかに少なかったけれど,今よりもはるかに行事が多く,今よりもはるかに子ども主体で動いていました。
町別子供会(=地区児童会)も子どもが進め,
6年生を送る会も,下級生が主体となっていかに6年生を楽しませるか趣向を凝らし,
夏休みのお化け大会なんかは極めつけ。
会場は大自然。
当然,夜間開催。
ルートは
村はずれのお宮出発 → 民家も街頭も全くなく,熊が出没するような山裾を通り → 共同墓地の脇を通って → お宮に到着。
子ども達は2グループに分かれ,お化け役を交替で行う。
この間,大人はお宮と折り返し地点にいるだけ。
廻る時も,お化けとなって待機している時も,子どもだけなのです。
バレーボールにビニール紐をカツラのように貼り付け,それを竹ざおに吊るしながら,お墓の中で待機している時のドキドキ感ったら!
そんな昔話をしたら,
「今の子どもは,自分たちで内容決められないからね~」
とバッサリ切られてしまいました
そうかなぁ。
そう言う機会を大人が奪っている気がしてしかたないんだけどなぁ。
実際,夏休みのお楽しみ会の案が子ども達から出たらしいけれど,大人の事情でなくなっちゃいました
今の子ども達が大人になった時,『あの頃』を懐かしく語り合う時はあるのでしょうか。
子どもの時にバカをやらずして,いつやるのでしょう?
大人になってから「キミたちには主体性がない!」と言われても・・・・
親という字は
立木の陰から見守ると書く
改めて字を見つめてしまいました。
なんにせよ,今年も皆様のご協力のお陰で三九郎が無事行われて良かったです

寒い中,朝からお手伝いくださった皆様,
貴重なワラをご用意くださった皆様,
寄付金や正月飾りをご提供くださった皆様,
安全を見守ってくださった消防の皆様,
お団子を焼きに来て下さった皆様,
場所をご提供くださった皆様,
本当にありがとうございました!
ちなみに我が家のお団子は,毎年ハーブで色づけ。

子どもたちにも安心して食べさせられます
今年は周りの人を参考にアルミホイルで一つ一つカバーしたのですが,これ,結構オススメです。
炎に直接かざしてもお団子が焦げません。
結果火が早く通る。
プラスチックなどの有害ガスの影響も受けずにすみます。
ただし,柳の枝に直火が当たらないようご注意を。
「お団子焦げないもんね~♪」と余裕をかましていると枝から焼けおちて,お団子は火の中に真っ逆さまです。
主人がやりました
今夜の一品,
「玉ねぎとじゃが芋のパイ」
材料も作り方もシンプルなのに,存在感のある一品!
レシピはこちら →
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