
アロマスペースE&Rです。
『こども病院ボランティア会議』に参加して来ました。
数えてみたら,こちらの病院でアロマのボランティアを始めて8年

この4月で9年目に入ります。
こども病院との出会いは私が高校生の時。
将来進むべき道を模索していた私。
医者はちょっと無理そうだから,看護師になろうかな?
保育士になろうかな?
それとも英語の教師? etc.・・・・・
そんなところに赤いとんがり屋根の可愛らしい病院ができました。
「保育士だけじゃなく,親になれば健康な子どもは面倒見ることができるけど,
病気の子どもは看護師しか看られないよね?
(そう,医者はちょっと無理そうだから・・・)
よし!将来はこの病院で絶対に働くぞ!」
と決意したのが看護師を目指すきっかけでもあり,こども病院とのご縁の始まりでもありました。
それから大学に進み,
卒業後の進路を決める時期に差しかかりました。
その当時,学生生活を送りながら東北大学医学部付属病院でサイコセラピストとしても活動していた私は,
長野に戻ってこども病院で働きたい気持ちと,
大学院に進んでもう少し恩師のもとで小児看護を究めつつ,サイコセラピストとしてお子さんと親御さんの力にもなりたい気持ちとで大きく揺れていました。
結局大学院へ進学し,
『看護師として働きながら研究しつつ,サイコセラピストの活動も続ける』
という道に。
当時のこども病院看護部長からいただいた
「たくさん勉強して帰って来てくれる日を楽しみに待っています」
とのお言葉は,大変大きな励みとなりました

その後こども病院に無事就職でき,1年ほど経過した頃でしょうか?
ある一人の赤ちゃんとの素敵な出会いがありました。
体重600gほどの小さな小さな赤ちゃん。
けれど,私の人生に大きな大きな影響を与えてくれるほどのものすごいパワーを持っていて・・・・・
彼女との出会いが,アロマを究めようと思ったきっかけでした

こちらのお子様とはその後偶然の再会を果たし,
不思議なご縁で今でも家族ぐるみでつながっていただいてます。
昔も今も,そしてこれからも・・・・心からありがとう

高校時代から憧れた病院で働くことができ,
そして素敵なご縁も本当に 本当に たくさんいただき,
「定年までずーっとここで働くぞ!」
と思っていたのですが・・・・・・
ここで予期せぬ出来事が。
初めての子どもに病気が発見され,こども病院でお世話になることに。
「治療を終えれば全く問題ない病気だから。その後は普通に生活できます。」
と,Dr.も私たちも思っていたのですが・・・・・
病状は見る間に悪化し,
2か月間の闘病の末,お空に帰って行きました・・・・
彼がこの世に生を授かった25週と6日間。
数字にすると短いけれど,その重みは例えようがなく・・・・
特に最後の2か月間は本当に密度が濃くて。
時が止まったような,100年の月日が一気に経過したような・・・・・
焼き場の扉が閉まる直前,自分も一緒に飛び込んでしまいたい衝動を抑えるのがやっとで・・・・
一生分の涙を流した出来事でした。
その後,看護部長は療養休暇を勧めてくださいましたが,
我が子との思い出がいっぱい詰まった病院で働き続けることが私にはちょっと辛く,
また次の子はのんびり悔いなく育てたいとの思いから一旦退職。
そして二男坊のこども店長を身籠ったのですが,「またこの子もお空に帰ってしまったら・・・・」という不安が事あるごとに頭をよぎりました。
そんな私を気遣い,また「他所の病院で一人目のお子さんのことを説明するのはお辛いでしょうから」とのご好意に甘えて,こども病院で出産させていただきました。
我が子との別れは本当に辛く,心が引き裂かれるほどの悲しい出来事でした。
それは気が触れてもおかしくない状況だったのだけれど・・・
友人や家族をはじめ周りの方々,そしてこども病院のスタッフの皆さんが闘病中からずっと支えてくださったおかげで,不思議と心穏やかな自分がいました。
そしていつの頃からか我が子との出会いが『素敵な出会いだった』と思える自分がいました。
今でも止めどなく涙が溢れることに変わりはないのだけれど,
『悲しみの涙』がいつの頃からか『幸せの涙』に変わっていました。
そして二男が1歳を過ぎて少し手が離れ始めた頃。
公私ともどもお世話になったこども病院に何かご恩返しをしたい。
病気と闘うこども達とそのご家族の何か力になりたい。
同じような経験をなさったご家族のお心に寄り添いたい。
そんな思いを抱き始めた頃,ある看護師長からもちょうどご提案をいただいて。
患者様とそのご家族,そしてスタッフの皆さんに,ボランティアとしてアロマテラピーをご提供させていただくことになりました。
アロマを究めようと思ったきっかけ同様,
実は開業のきっかけも,ある患者様ご家族のご要望だったりします

あれから8年。
その間,3人目のアロマ王子も出産させていただき近々手術も控えていたりと,その後も何だかんだで二人ともお世話になっております

アロマボランティアも,私の想いに賛同してくださる2人の仲間が加わり,内容も大きく広がりました。
高校時代に進むべき道を標し,
郷里に戻る理由を作り,
アロマの道を究め,開業するきっかけを与え,
第一子のモーニングワークに寄り添い,
続く二人の子どもたちを支え,
私に「メディカルアロマセラピスト」という天職を与えてくれたこども病院。
私の人生とともに歩んでくれたこのこども病院のために,
病気と闘う子どもたちとそのご家族のために,
ささやかではあるけれど,これからもアロマセラピストとしてご恩返しをさせていただきたい・・・・・
こども病院ボランティアの皆さんのお話を伺いながら,自分の想いを再確認したひとときでした

