障がいって何だろう?

ai+U

2013年05月23日 06:23

おはようございます
アロマスペースE&Rです

ナガブロガ-さんがお見えになりました。
しまりーさんです

彼女のブログはこちら↓↓↓
しまりーの,ボーダー日記

人よりちょっとだけ愛情が必要な子を育てていらっしゃる親御さんはもちろん,
全ての方にほっこり優しく,時に爆笑させてくれるブログです


それにしても,障がいって何でしょう?
(以下,あくまで私の見解です。もしもお気を悪くされた方がいらっしゃったらごめんなさい)

思うにそれは,社会生活上区切られた概念ではないかと。



障がいを持つご本人やその養育にあたるご家族は,社会生活を送る上で何かとご不便が多い。
 ↓
じゃぁ助けなきゃ。
 ↓
でも,助ける人にある程度の線引きを設けないと,キリがない。
 ↓
じゃぁ障がいという判定基準を設けちゃう?



みたいな。


けれど考えてみたら,『健常者』に当てはまる私たちだって,誰かの手を借りずして生きては行かれないんですよね・・・・・
イベント前夜は毎回準備が間に合わなくって,主人に半徹夜で手伝ってもらうし,
身長が足りなくて高い枝に手が届かないから,お休みの主人には申し訳ないけど剪定を手伝ってもらうし,
起床時は,腰が痛くてこども店長に起こしてもらうし,
チビ二人連れて買い物してると,店員さんが買った物を袋詰めしてくれるしetc.・・・・・
(って人の手をこんなに借りてるの,私だけかしら?)

それに,いらっしゃいませんか?
自分のお部屋を片付けられず,常に物に囲まれている人。
物事の優先順位を付けられず,いつも締め切りに追われる人。
相手の気持ちを考えられず,思ったことをズバズバ言っちゃう人etc.・・・・・

それでも自他に大きく影響を与えるわけではないから,フツーに日常生活は送れちゃう。
(程度を超えている人もいらっしゃいますが)


けれど歳をとったら?

視力が落ちて,老眼鏡のお世話になる。
足腰弱くなって,杖のお世話になる。
果ては,車いすや栄養チューブのお世話になる?

そう,歳をとったら確実にみんな障がい者。



私は五体満足で生まれてよかった~。
うちの子どもは障がいがなくてよかった~。
両親健在でよかった~。

いえいえ,このあと交通事故に遭って,両足切断するかもしれませんよ?
子どもが池に落ちて,寝たきりになるかもしれませんよ?
明日突然ご両親が脳卒中で倒れて,右麻痺が残るかもしれませんよ?

そう,たまたま『今は』健常者なだけ。
そしてその『たまたま』には何の保証もないのです。

障がいって言葉は,決して他人事ではないんですよね。


地球上全ての段差が解消されて,
全てのボタンに点字がついて,
全ての人が手話を使えて,
全てのこどもが同じ教室で学べて,
全ての人がそれぞれの個性に見合った仕事に就けて・・・・

そんな世界になれたなら,この世から障がいという言葉はなくなるのかもしれません。


そして,障がいを持つ方を目にした時に,

この方は,ひょっとしたら自分だったかも・・・・
我が子だったかも・・・・
自分の親だったかも・・・・
そして,明日の自分,家族の姿かも・・・・

そんなふうに,みんなが身近に思えたら,
みんなが思いやりの心で接することができたら,
世の中もっと生きやすくなるのになぁ。

なんて思います




それにしても,しまりーさんのお話を伺っていてつくづく思ったのですが,
人はやっぱり皆それぞれにお役目を持ってこの世に産まれてくるんだなぁ,と。

できることなら経験せずに済みたかったであろう出来事を,
辛さだけで終わらせることなくプラスに変えて,
後に続く“誰か”のために生きていらっしゃる・・・・

しまりーさんから,優しさの中に秘めた強さを感じました。



しまりーさん,このたびは遠いところをお越しいただきまして誠にありがとうございました。
またゆっくりとお出かけください。
今度は是非,ムクくんとユズちゃんにもお会いしたいです
毎日本当にお忙しいことと存じますが,どうかくれぐれもお体大切になさってくださいね。
私も優しい旦那様に感謝して,今生でのお役目を全ういたします





お庭の花達も今を懸命に生きて,私に癒しを与えてくれてます



関連記事